2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

精神のアジール

カンディードでも描かれているが、震災後の秩序維持のために、見せしめとしての極刑や鞭打ちという発想は短絡過ぎる。たけしのその旨の発言は、もちろん実現されないことを見越してのものではあるだろうが、ハインリヒ・フォン・クライストの『チリの地震』…

高台を吹き抜ける風...

その街が大好きで、何度も通っているうちに、友達もできたし、いまでもちょっと時間に余裕があれば、すぐに出かけていきたいぐらい。初めてそこに行ったときも、もういろいろなことに圧し潰されていて、でも優しくその街に抱かれたような気がしたから、いま…

笑わないで

聞いてください。数日後から、しばらくお酒をたちます!

笑わないで

聞いてください。しばらく、お酒を絶ちます...

風は吹かなかったけど...

昨日ああ書いたからというわけではないだろうけど、東京がホットスポットになるというドイツの気象関係サイトの警告がある。それによると、昨夜がそうだったみたいだけど、実際には昨日の日中、前後とは桁違いに放射性浮遊物質量が増えていたみたい。考えて…

雨、風は東京に吹いてもいい

途上の農地を超えて...所属している大学はいろいろな行事の延期を決めている。プロ野球のように電力を消費するわけでもないが、理由もわからないわけではない。ただ、関係している行事の被災を避けるためだけだとすればそれはおかしい。好きではないけれども…

セシウムの夜は明けて

海外の友人たちから、日本を離れるようにといろいろと説得される。なかには、無償で家を用意するからとか、こんな状況でなかったら飛びつきたくなるようなものもあるのだけれど、なぜかまったくその気になれないのはどうしてだろう。苗字に反して西に向かっ…

セシウムの夜

かつて、核軍縮の活動家でもあった物理学者、豊田利幸さんの講義を聴講していて、私語を厳しく注意されたことがある。後日、そのことを深く後悔したが、もうやり直すことはできなかった。理学部の物理学科だからといって特別詳しいわけではないとしても、そ…

朝...

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