読書

シャンタル・ムフ クレア・ビショップが言及しているからというわけではないけれど 面白かった でもどうしても、彼が見ようとしている民主主義の構成要素が、あまりにも旧弊な語る主体でありすぎる点は気になる 語りえないものたちもいるかもしれない、しじまにも声にならない声があるかもしれない、そんな場での民主主義とは何なのか いずれにしても、クレア・ビショップの引用はあまりにも表面的すぎる 

そして歴史とは 美術史に対してクリオメトリクス的なアプローチが不可能である限り、ここにある種々の物語は、そのまま、客観性をも手にし続けるのだろうか メモとして