まだ肌寒い夜に

彼らは分かれた 小さな楽師たちが音を奏でるなか、彼は煙に塗れ、騒音と閃光を浴びながら、けれども、切なく切なく遠ざかっていった ゆったりと通りを巡っていた姿や、建物の間からヌっと姿を現した様子が思い出される 空に雲はなく、晴れやかな港には汽笛が響いていた

http://www.youtube.com/watch?v=4YoI2kCMYFM