展示

最近、比較的まとめて展示やそのプランと接しているかも。学校という狭い世界から踏み出そうとしないものから、かたちにはなっていないけれども、部分を見ただけでぐっと惹かれるものまで。横浜での展示は、Sの作品を観に出かけた。同行した学生たちにベストとワーストを尋ねた。みんなかなり冷静に判断している。ここでは、久しぶりのTさんの展示が観れた。まだ100分の1ぐらいだけど、再開はうれしかった。Sは、Sの世界観が小さ過ぎる容れものに詰め込まれた感じ。でも、ゆっくりと観ることができた。場所移動。Kさんのプランは、本人は自信なさそうだけど、とても面白いと思う。新しい方のプランも、とてもすてき。Tさんのプランもね。ただ、もう一人のKさんのプランは考えすぎ。袋小路かな。別の会場のYの展示は、昔からのYらしいものに。判断は迷うというかそそられないけど、これをよしとするのなら、昔の無垢なものの方が好き。それっぽく創ることのコツが前面に出てる?それは、横浜のMさんにも共通する。Mさんのは、今回はよかったと思う。問題児Oの展示も、編集者失格の昔からのOっぽいものに。でも彼の場合は、確実に今の方がよい。変わらずに、今であることが肯定されるのはなぜだろう。"Queer against G8"のコピーには考えさせられた。こうした主体としてQueerを使う問題点は、繰り返し指摘されてきた。分節化に変わるものとしての、行為遂行の結果としてのQueerということが、これほどまでに理解されていないのか。もちろんOはこんなことは理解してるはずだけど、それを意外と無防備に出すところが、彼のいいところでもあるのかも。27日のstonewallの日には何かしないのかな?

Bon Sao Joao !