cidadebranca2006-12-22

今後、人生でこれ以上忙しい時期があるのだろうか?満足感を得たゼミは、本当に内容として意味があったのか疑問が膨らむ。今日から始まったイヴェントは、空間を持ってはじめて、開始時間に準備が完全に間に合っていなかった。一昨日は、ゼミから始まったイヴェントが一般のアクションに変わる結節点。楽しいその夜、黄緑色のシルバーフォックスが崩れた。下町のイヴェントに詳しいギャラリストとしばらく語り合う。妻有のような僻地というアイデンティティさえ失っている都市のフリンジとの相互作用で、アートはどれだけバナキュラーなものの放棄を促してしまったのかという真面目話。わかりやすいアートという美辞麗句が、見下す視線であると言うことに対する無自覚についても。日本で唯一アート関係の有意味な雑誌の発行人がイスから転げ落ちた。アート・コミュニケーションという迷語に振り回される学生と教師の悲鳴。言葉ではなくて、何をして何をしないかをまっすぐに凝視めよう。もちろん、こう語る本人もそれを大いに見失う。

BTの展評について意見を聞く。3月に評論家と美術館の学芸員とのトークショーの計画。夏前にはドイツの地方都市とヴェニスリスボン。あ、年末にはサッカーしなくちゃ。2月にオルタナ・イヴェントにラウンド・テーブル。写真家のIと、フィラデルフィアのKとも飲まなくては!あと、大好きなFischli&WeissやAhatillaたちにも連絡とらなくては!クルクルクルクル!

明朝は朝7時に商店街に集合だ。はみ出したペンキを削る。さび止め防止剤を塗る。ペンキを塗る。うまくいくといい。そして澄んだ朝の光が射してくるといい!……11月末までに書き終える予定だった本に手がつけられない。自分のために時間を使おう。自分が最もしたいことは本を書くことだ。そのためにも、明日はペンキを塗るのだ !!!