marimo

cidadebranca2006-05-09

最近、marimoによく行く。一度、フットサルの帰りにカレーを食べて、まあいいかと思ったので、ときどき昼を食べによる。けれども、まったくおいしいものがない。チャーハンには味がなく、オムライスは濃い味でご飯はベチョベチョ。けどそれにしては、昼時になると混んでくる。どうしてだろう?

先月、奇妙な客をmarimoで見かけた。ヒョロッとやせて背が高く、髪は紫、高見沢風。この人が小太りの不動産屋のような人と話をしているのだが、甲高く、店内に響くよく通る声で、マザーテレサ、デリヘル、覚醒剤、相対論、マンガ喫茶経営について話していた。最初はかんに障ったが、途中から、どうにもおもしろくて聞き入っていた。この人、何してんだろう?

昨日は、4人組の一見浮浪者風の中高年のグループ。一人は女性で車椅子。どすの利いた低い声で、なまりがひどく何を言っているのか聞き取れない。歯が抜けた野球帽はしきりにうなずき、歯のある野球帽は薄ら笑いを浮かべている。唯一まともそうなのが、ときおりしゃべるのだが、途中から、なぜかパスポートの話になる。日本人のパスポート、高く売れるから、ちゃんと保管していないといけない。みんなを諭しているようだが、話題が別のものにブレてもしつこい。そしてついに、よかったら俺に預けないか?だって。

そうこうしていると、外で紫高見沢が立ち電話。チャラチャラしつつ店内に。またも怪しげな親父と甲高く談笑。口ピアスのウエイトレスは異様なまでに優しく、後ろの席では、優しげな老婆が、注文したコーヒーをカタカタいわせながら、スクラッチを削りまくってる。目の前には、まだ煮しめたようなコーヒーがタップリと残ってる……。ヒヒヒ!