落ち続けている

cidadebranca2006-03-06

Oが大学院を落ち続けている。まあ、受け皿にならなかった方も考えることは多々あるはずだけど、本来既成の学からはみ出すはずの分野で、そうしたものを求めてしまう自身について再考するには、いい機会なのかもしれない。緩く、甘く、何気ないものになるはずの展覧会を目前としたYが、緩く、甘えている。おそらく、それと反対のものに支えられていなければならないことを、もう一度考えてみる必要があると思う。そんな自分は、どことなく酔い方が流されている。顎関節症の治療で口を大きく開けさせられながら、やるべきことに手をつけられない自身への嫌悪がこみ上げてくる。これじゃあ、サイードのドキュメントも観に行けないな。きっとみんな、それぞれにやることがある。



razzi awards of art
杉本博司
磯崎新