横浜の

トリエンナーレ、少しずつかたちになり始めてきたみたい。磯崎新が降りて川俣正になったとき、これで準備途中でもOKな稀有な展覧会になるかもと期待していたが、概要を見た限り、いつも以上に作り上げられたものになってしまう恐れがある。しかも、「日常からの跳躍」だって!?こんな陳腐な意識で大丈夫なのか?彼のこれまでの業績をすべて覆すようなディレクションにならないように祈っている。おまけに、昨年度の razzi awards of art に選出した米田知子も入るよう。これは、キュレータの横浜美術館学芸員の選出だろうが、それでもそれを認めるということで、川俣正の場合、アートの構造改革をうたいながら、意識は実のところ低かったということを露出してしまうことになるのかもしれない?