スピヴァック

を読んでいる。柄谷の彼女に対する暴言を、そういうこともあるだろうなあと読んでいたが、なんだか子供じみた発言でしかないように思えてきた。デリダへの過剰傾倒や、結局最終的にディシプリンへの愛が残る部分がボクには不向きだけど、それでも久しぶりに読み応えがある。スピヴァックの議論は、そのまま現代美術にもあてはまる。ゼネコンの美術館で蠢いている人たち、カルチュラル・スタディーズ、ポスト・コロニアルと口にするだけでなく、ちゃんとテキストを読んで身の振り方考えなさい!