月が

異様に大きな夜、日本がバーレーンの選手のゴールで勝利するのを見届けてから、Y、H、Rと商店街の奥の履物屋に犬小屋に乗って向かう。床がソフトにしなる3階建ての建物を探検して、異様に重たいモニタを積み込む。ハイなテンションで銀座に向かい、ひっそりと電気の消えた泥棒の入ったビルのシャッターを開ける。モニタをおろして、隣のビルに光を発射。みんなでニヤリ。Yが階段の下で受身をとり、犬小屋に乗り込む。シャネルの横を犬小屋で流しながら、行き先を検討。しょっぱい場所?意外と難しい。中目黒で爆弾娘Yが乗り込む。長崎かなどいろいろ意見を出すが、なぜか無言のYが不機嫌そうにスピードを上げる。ゴスロリカフェじゃいけないんですか!すごい剣幕だ。しょうがなくゴスロリカフェへ。が、し、し、閉まってる!意気消沈する犬小屋の運転手をなだめながら、京都のうどん屋へ。うどんはそこそこ。爆弾Yは一言「ふつうね」。けど、特筆すべきはその量だ。まだ、おなかが重たいぞ。食後、無言のまま逆方向に犬小屋を走らせるY。車内に緊張が。ひょっとして、別のゴスロリ?いや、帰りますよ。ホッ。などなどありながら、Hと爆弾Y、を下ろす。すっかりスイッチの切れたボクとRを桜の坂のある町に送るY。お疲れ様、変な夜だったね!