続き

そんなことでもなければ行くこともなかったであろう紛争地域に出かけていって
それが身近な光景と何一つ違わない表面的な平静を保っているということを示す作品を制作
契約しているコマーシャルギャラリーで、そうした光景にエディションつけて販売
美術館では、そうした事実を知らないであろう大衆にその事実を適度に加工して伝達

せめて、美術館では、そうしたかたちで紛争にアプローチするグロテスクさを
キュレータともども露悪的に、反面教師的に表現
であればまだしも……